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FEATURE 長く使い続けたい、「IKEUCHI ORGANIC」のオーガニックタオル(後編) Interview with Keishi Ikeuchi FEATURE 長く使い続けたい、「IKEUCHI ORGANIC」のオーガニックタオル(後編) Interview with Keishi Ikeuchi

日本一のタオル産地・愛媛県今治市で、オーガニックコットンのタオルをつくっている「IKEUCHI ORGANIC」。後編では、最近新たに始めたタオルメンテナンスサービスや今後の展望について、代表の池内計司さんにお話を伺いました。

「IKEUCHI ORGANIC」とは

ものづくりにおいて大切にしているのは、“最大限の安全と最小限の環境負荷”。業界で初めてISOやエコテックスを取得し、日本で初めて風力発電100%の工場を稼働させるなど、かなり早くから環境配慮に取り組んでいる会社です。

環境への想い

「今年の3月から、当社の会員様向けにタオルメンテナンスサービスを開始しました。お客さまにお使いいただいている当社のタオルを預かり、プロユースの高性能洗濯マシンと当社の技術でメンテナンスを行うというものです。タオルの肌触りや風合いの良さが復活して、快適に使い続けられると思います」

「ひとりでも多くの方に当社のタオルを長く使っていただきたい、メーカーとして、作る責任・使う責任を果たしていきたいと考えています。つくったものが長持ちすることが、環境への一番のやさしさだと思っています」

5年、10年と
長く使っていける
「IKEUCHI ORGANIC」の
タオルがこちら。

軽やかで、ふわふわの触り心地にうっとり!
「オーガニックエアープレミアム」

“温かいパウダースノー”と表現される、ふんわりとした風合いが魅力。とても軽く、旅行や出張などにもおすすめです。細い糸で織られていますが、洗濯を繰り返しても、風合いが長持ちします。

「当社には、『オーガニックエアー』という超軽量タオルがあります。ファンが多く、私も出張時に愛用していますが、作りがとても繊細で洗濯にも相当気を遣うんですね。それで、もう少しラフに使えるものを、と厚みをつけたのがこの『オーガニックエアープレミアム』です」

「『オーガニックエアーシリーズ』は、触れた時のふわふわ感、柔らかさにこだわっています。かなり細い糸で織るので、最初、工場で働く社員たちはとても苦労しました。ただ、私はすでによそ様が作っているものは作らない主義。これからも、まだ世の中にないタオルを作っていきます」

軽くてふわふわ。
もちろん、
水分もしっかりと
拭きとってくれます。

いつもご機嫌で過ごすために欠かせない存在 いつもご機嫌で過ごすために欠かせない存在

おふろ時間

「おふろあがりのテンションが高くなるでしょう? だから体を拭くタオルは、そのテンションを保つような、肌触りが良く、水分をさっと拭きとってくれるものであってほしいですね」

未来に向けて

「企業指針として、『2073年の創業120周年までに赤ちゃんが食べられるタオルを創る』を掲げています。創業して60年かけて、生産する全製品が国際認証である、エコテックス®スタンダード100の中で、最も厳しい基準であるクラス1をクリアしましたので、次の60年で“赤ちゃんが食べられるタオル”を目指そう、と。私たちのつくる製品は“食品である”という考えです。その第一歩として、2015年に本社工場は食品工場の安全基準であるISO-22000を取得しています」

「2019年からは、トレーサビリティも導入しています。商品には、QRコードを印刷した紙をつけているのですが、それを読み込むと、コットンの産地、どこでどういう加工を経ているのかがすべてわかります。“コットンの種からタオルができるまでの道筋をしっかりとお届けしたい”、そんな想いで始めました」

みなさんへ

「当社のタオルは決して安価ではありませんが、長持ちします。まずは1枚お使いいただいて、少しずつ増やしていってほしいと思います」

IKEUCHI ORGANIC株式会社 代表

池内 計司

Keishi Ikeuchi

プロフィール

1949年、愛媛県今治市生まれ。大学卒業後は松下電器産業に入社し、ステレオ事業に携わる。1983年、池内タオル(当時の社名)の代表取締役に就任。「オーガニック120」を皮切りに、オーガニックタオル製品を多数展開する。高品質のタオルはもちろん、安全・環境配慮の姿勢が高く評価されている。ビートルズ、おいしいものを食べることが好き。

あとがき

ずっと快適に使い続けられるこだわりのタオル。ぜひ手に取って使い心地を体感してくださいね!